名刺の片づけ

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名刺の片づけ - コ・デザイナー(Co-Designer)
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Kさんと連絡を取る

会社のデスクの左の1番上の引き出しを開ける。
取り引き先のKさんに連絡しなければなりません。
名刺は束にしてその引き出しの左の手前側にしまってあり、Kさんの名刺もそこにあるはずです。
ところが、Kさんの名刺が見当たらない!?
何度確認しても無いのです、、、

デスクの上は書類の山、、、
きっとこの中にある、、、
30分ほどその山を崩し崩し探したものの、見つかりません、、、

これ以上探しても無駄に時間が過ぎていくだけだと諦め、デスクが近い人たちに聞いてみました。
「G社のKさんの連絡先を知っている方はいらっしゃいませんか?」
すると運良くたまたま先輩がKさんの連絡先を知っていました。
すぐに教えてもらえ、ことなきをえました!

後日デスクの整理をしていたところ、Kさんの名刺が出てきました!
やはりデスクの上の書類の山の中にありました。
早速Kさんの名刺を見てみると、なんと名刺交換したときから異動や昇進をされていて、連絡先も変わっていたのです!
もしKさんの名刺を探していたときに有ったとしても、Kさんの連絡先はわからなかったということです!

名刺を全て取ってあった理由

それまでいただいた名刺は全て取ってありました。
連絡する必要が生じたときに無いと困る、、、
次にお会いすることになったとき、名前や会社がわからないと失礼になるから確認用に、、、
といった理由で取ってあったのです。

しかしKさんに連絡する必要が生じたとき、名刺は取ってあったにもかかわらず結局見つからず見ることができませんでした。
それでも名刺が無くても最終的には無事Kさんと連絡を取ることができました。

そういうものなのです。
連絡を取るべき人とは、取れるものなのです。
名刺が無いぐらいで連絡を取れなくなったりはしません。
(もちろん、いくら連絡は取れるものだからといって、名刺を見返す方が効率的な場合はわざわざ捨てる必要はありません!)

それでも、もし連絡が取れなかったら?
もし連絡するために努力したにもかかわらず連絡が取れないのだとしたら、その程度のご縁だったということです。

もしKさんと連絡を取れなかったとしても、別の担当者さんか別の会社さんと仕事をしていただけのこと。
大きな問題にはなりません。
連絡が取れないということは、もっといい人やいい会社とご縁があるということでもあるのです。

名刺は取っておくべきか?

連絡を取るべき人とは取れるものだということはわかりました。
では、次にお会いすることになったとき、名前や会社がわからないと失礼になりますよね?
忘れてしまったときに確認できるように、やはり名刺は取っておいた方がいいのでしょうか?

名刺交換をした人と再会したことは何度もあります。
ほとんどの場合、会社以外の場所で突然のことで、再会を予期できず予め名刺をチェックしておいたり、あいさつやお話する前に会社に戻ってチェックすることもできません。

名刺を会社にしまっておくと、こういうときは役に立たないのです。
かといっていただいた名刺は結構な量があるので、いちいち持ち歩くのは大変です。
それに持ち歩いて失くしでもしたらもっと大変です。
また私は記憶力が悪いので、お会いした人全員を覚えるのも無理です。
最近は名刺整理用のアプリもあるようですが、使ったことはありませんが、正直それはそれで面倒くさそうで手をつける気になれません。(苦笑)

どなたか思い出せない人と再会したとき、最初は焦ったものですが、意外と心配には及びません。
というのも、私が名前や会社を覚えていないときは、ほとんどの場合先方も私のことを覚えていません。(笑)

そういうときは、こちらからもう一度自己紹介すればいいのです。
すると大抵先方がほっとするのがうかがえます。
きっと先方も私と同じように見覚えはあるけれど誰だか思い出せなくて戸惑っていたのでしょう。
そして私にももう一度自己紹介してくれますし、なんならもう一度名刺をくれることもあります。

もし先方が私のことを覚えていたとしても、こちらからもう一度あいさつして自己紹介することは失礼には当たらないと思っています。
大方察してくれ(笑)、いずれにしても再度自己紹介してくれることが多いです。

少なくともそれで怒ったり機嫌を悪くした人には会ったことがありません。
逆の立場(私は覚えていて先方は忘れてしまっている)になることもありますが、私もよく忘れるのでそれで気分を害することはありませんし特に気にしません。
もし先方のことを覚えていないことで関係がこじれるなら、そういう人とは関わらない方がいいかもしれません。
そういう人と一緒に仕事をしても、後々トラブルになるような気がします。

連絡するときや予め再会することがわかっているときなど、名刺を見返すことがありますが、そういう人の名刺はごくごく限られています。
見返すとわかっている人以外の名刺を、その後見返すことはほぼありません。
(名刺がどのぐらい必要かは職業や立場などにもよるかもしれません。
あくまでも私にとっての話です。)

またKさんの名刺のように、情報はあっという間に古くなっていくものです。
すぐに連絡したり再会する予定がないのであれば、取っておいたとしても、必要になったときに役に立たなくなっているかもしれません。

名刺を捨てても問題にならないか?

答えは、問題になるかもしれませんし、ならないかもしれません。
残念ながら明確な答えなど存在しないものです。
しかしそれは、取っておいたとしても同じこと。
取っておいても問題になるかもしれませんし、ならないかもしれません。
悲しいかな、どちらにしても問題になる可能性があるのです!!

私が名刺を捨てられなかった理由は、名刺を取っておきさえすれば、問題を防げると勘違いしていたからです。
連絡できないですとか、相手の名前や会社がわからなくて失礼な事態に陥るなんてことを防げると、なぜか疑いませんでした。
また、もし名刺を捨てて、あとで必要になったらどうしようという不安もありました。

ところがKさんに連絡しようとしたとき、どなたか思い出せない人と再会したとき、名刺は捨てずに取っておいたにもかかわらず、肝心な必要なときに見ることができませんでした。
必要なときに手元に無ければ、取っておいても無いのと一緒です。
実質捨ててしまった場合と同じ状況になったわけです。

名刺が必要なときに無くて確かに困りましたが、最終的には無くてもなんとかなりました。
会社の先輩に教えてもらったり、こちらから自己紹介したり、名刺以外の解決策も無数にあります。
このことから、もし必要な名刺を間違えて捨ててしまったとしても、致命傷になることはまず無いでしょう。

名刺だけで問題を解決しようとはしていませんか?
もしかしたら、もっといい解決策があるかもしれません。

名刺の片づけの先にあるもの

ところで、人生の時間は限られています。
これは、人生で関われる人の人数にも限りがあるということでもあります。
大切な人たちとの時間はいくらあっても足りないものです。
語弊を恐れずに書きますと、貴重な時間を、家族や友人、あともちろんお客様(笑)といった大切な人たちとの時間を削ってまで、そうでない人たちに費やすのはもったいないとすら感じるようになってしまいました、、、

とは言うものの、いきなり人間関係の片づけは難しいものです。
その点名刺の片づけは、取りかかりとしては丁度いいです。
名刺は所詮紙切れに過ぎませんし、本物の人間ではありませんから。

しかも今はちょうど年末年始。
最近は年賀状を書く人は減りましたが、書く書かないにかかわらず、これからも繋がっていたい人を見直すのに最適なタイミングではないでしょうか。
振り返ってみれば、ここ何年も大切な人たちとあまり一緒に過ごせておらず、後悔しています、、、
来年以降はもっと一緒に過ごせるようにしたいと思っています!

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私は、こんまり®流片づけコンサルタント養成講座の修了生で、現在認定を目指しています。
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※画像の出典:Benedikt GeyerによるPixabayからの画像

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